東日本最終日 横浜〜静岡
ひっさしぶりに自転車を復活させました。
横浜にあるたかちゃんの家を出て、静岡のおうち目指しました。行きと同じく箱根を越えるつもりは全くないので、小田原あたりを目指してこぎはじめた。
とくに行きたいとかもなかったので、とりあえず西へ。
って思ってたところ、
かっこいい自転車おじさんたちに遭遇したので、とりあえず後をついていってみることに。
ふくらはぎめっちゃ発達してるし、自転車めっちゃ高級だし、荷物最小限だしで、ついて行くだけで精一杯だったんだけど、なんとか勝手に後ろをついて行くと、信号待ちで話しかけてくださった。
3人で有給取って丹沢湖って言う神奈川の西の端っこにある湖に向かう途中だったらしい。
なんと、その道をさらに進んで行くと、それほどきつい坂道なく静岡に出れると言う。。。
出会ってしまった。。。
時間はある。。。
体調もいい。。。
行くしかない。。。
ということで、静岡まで自転車で帰ってみることにした。
途中何度かコンビニで休憩をとった。
そこでいろんなお話をした。
神奈川にあるテニスクラブのお仲間らしい。
大人になっても趣味があったり、仲間がいたりして体を動かすのは素敵だなって思った。
坂道で自分だけ遅れて、いよいよ置いてかれちゃったかなって思ったけど、頂上で待っててくれたり、優しい人たちだった。
1人で漕ぐのもいいけど、やっぱり誰かと一緒にやると楽しいし、頑張れる。仲間っていいなって思った。
丹沢湖へ行く道でお別れして、自分は246号線を通って静岡へ向かった。
案の定おじさんたちと別れた瞬間にペースはガタ落ちだった笑
それまでに結構がんばっちゃったことと、1人になったことで全然漕ぐのに力が入らなくなってしまった。。。
そんな中なんとか静岡県へ!
ちょうど12時頃だった。
山の中だったけどトラックが多くて道も狭くて走りにくかった。怪我しなくてよかった。
小山町、御殿場、裾野、ときて、沼津に差し掛かったころ、お腹が空きすぎてフラフラに。
そんな時に、
見つけてしまった。。。
静岡のパワースポット太龍。
沼津の国1にあった。
ご飯は食べないで頑張るつもりだったんだけど、ふと見上げたらそこにあったのだった。
体が勝手に自転車を立てかけていた。
元気でたわー。
やっぱ太龍やね。
でもやはりなぜか清水店の味が最高だなって思ってしまう。。
エネルギーも補給されてペースが上がるかと思いきや、やはりスピードは出ず、ケツは痛く、背中が張って、足もミシミシしてきた。
富士川を越えると橋の端に
静岡市!
って出るんだけど、そこからさらに蒲原、由比、興津、清水、と越えていかねばならんのであんまり帰ってきた感がなかったのが辛かった。
写真を撮る元気もなく、フラフラでなんとかおうちにたどり着いた。
18時30分だった。
静岡県入ってから6時間30分もかかるんやね笑
横浜からの距離は約160キロだった。
時間としては10時間くらいかな。
1日あれば東京まで行くことも可能だということがわかった。
よく頑張ったよ。。。
家に着くと、おばあちゃんが仕事場から声をかけてくれた。嬉しそうな声でおかえりって言ってくれるのが沁みた。
待っていてくれる人、会いたいと思ってくれる人がいるってやっぱ幸せやな。
帰る場所がある喜びはちゃんと受け止めようって思いました。
そのあとは用宗のシェアハウスメンと一緒に久能の温泉に行った。走りきった後の風呂は格別だったよ。
自転車乗りながら思ったことは、
全部繋がってるなーってこと。
自分の中でどこか一つでもかけてたら今こうやって自転車こいでることもなかったと思うと、すごい確率と、選択の中を生きている。
先生辞めなければ伊勢に行ってないし、
伊勢に行かなければコスタに会ってないし、
コスタに会わなければ自転車こいでないし、
、、、
いろんな分岐を経て今がある。
全部自分で決めてる気でいたけど、
偶然が偶然を呼んで、今に至ってる。
そうなってくると、なんだか最初からこうなることが決まってたみたいな気もしてくる。
とりあえずそんな今がすっごく楽しくて、
元をたどるとやっぱりお父さんお母さんおじいさんおばあさんみなさんありがとうになる。
お土産小田原で買うつもりだったから手ぶらで帰宅するという親不孝をかましたわけですが、笑顔で帰宅したってことで許してください。笑
東日本もいい旅だったね。
みんなありがとう!!!