「助けてあげる」なんてお門違いだった。 東南アジア37日目パクサン
ラオス2日目は、梅谷さんの紹介で子ども文化センターという施設に訪問させてもらった。
以前プノンペンで見つけた募集のまんまその場所!すごいよね。実際にこれちゃったよ。なんなら宿から梅谷さんの職場より近い笑
ここはすでに協力隊の方が4人くらいボランティア活動を行ったことがあるらしく、この募集は、その継続としてあるものらしい。
立場としては小学校が夏休みの間、日本語や算数の授業をしたり、民族舞踊??したりしながら子どもたちを育てていく場所って感じだと思う。
この先生は日本語を話すことができて、コミュニケーションをとることができる。子どもたちは自己紹介がなんとかできるって感じで、言葉ではコミュニケーションをとるのは難しかった。
午前中にお勉強。休み時間は30分笑
今度発表会があるらしく、午後は踊りの練習。
お弁当を持って来ていたり、施設内にある売店でインスタントラーメンを買ったりしてランチ
すごく趣のある大丈夫。いい。笑
先生が僕らに気を利かせてくれて、自己紹介をして回った。日本語で話した言葉を先生や梅谷さんがラオ語に訳して説明してくれた。ラオ語が喋れないとほとんどなにも伝えられない笑
一旦訳者という媒介を通しているからコミュニケーションのスピード感も落ちるし、表現もダイレクトに伝わらないのがもどかしい。現地に入るならちゃんと言葉を覚えるのがまず第一だなって思った。
なにしたらいいのかもよくわからず、とりあえず笑ったり変顔したり変な動きをするしかなかった。こんな時かっこよくダンスの一つでも踊れたり、ギターの一つでも弾けたらなって思った。
スキルって大切だ。
と同時に、ここでも思ってしまったことは、ここに要るのかな??ってことだった。子どもたちみんなめっちゃ幸せそう。先生もめっちゃ楽しそう。
日本で言うところのALTみたいな感じになるのかな。でも彼らに日本語そんないるかな?とか。まぁ、やったらやっただけ、新しい世界が子どもたちには広がるのかもしれないなとは思った。
何が言いたいかっていうと、
ヒロシマハウスでも感じたんだけど、またここでも「発展途上国」とか「貧しい」って言葉に踊らされてたなってこと。青年海外協力隊がはいるくらいだから何か困ってることがあるんだろう、入ったらすぐ何か力になれるだろうみたいに考えてたところがあったなーって。
出会った子どもたちもそこまで生活が厳しい子ってわけじゃないんだけど、どこかに「自分の方が上」みたいな感覚があった。「自分が何かを与えよう」みたいに思ってた。
そんなんじゃない。
職種にもよるんだろうけど、今回見たところは環境は比較的整ってる。そこで子どもたちにとってより良いものを考えて何か生み出すって感じ。
逆にいえばやってみたいことを存分にチャレンジできる場所だなとは思った。
自分ならどんなことができそうなのか考えながら過ごしていこうと思う。