LIFE!
※不適切な表現で適切に表現されている箇所が多々あるので、気分を害した方はそっと閉じてください。
職場の必見映画ということで昨日見ました。
“「LIFE」誌の写真管理部に勤める主人公は何ひとつ代わり映えのない日々を繰り返している。彼の唯一の趣味は、現実から逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気づいた彼は、一大決心をしてカメラマンを探す旅に出発する。そのありえないほど波乱万丈の冒険の道のりは彼の人生を一変させていくのだった…。”
って感じの映画。笑
今でもよくやってるけどさ、自分の世界にぶっ飛ぶ。体はその場にあるけど頭の中はどこか行っちゃってて何にも頭に入ってこない状況になる。
っていうのを上手に描いてる映画。
途中からベンスティラーが旅に出るんだけどさ、めっちゃ冒険心に満ち溢れて、今から何が起こるだろう!俺ならなんでもできる!待ってろ何か!!!みたいな感じで旅先に着くんだけど、飛行機からおりるとあまりにも温度差を感じるほどなんもない
っていうのを上手に描いてる映画。
あんまり話すと見る人がつまんなくなっちゃうからもう言わないけどなんか自分にとってはすごく懐かしい映画だった。
先生やってる時に、「あぁ今あの飛行機の中に瞬間移動してそのままどこか遠くに行ったら何に出会えるだろう」とか、「あぁ今いきなり学校のどこかで爆発が起きていきなり避難することになったらこのあとどうなるかな」とか
ほんと悶々としてたんだなって思う。
そんな時にさ、一念発起して旅に出るんだよね。俺も三連休使っていきなり小豆島行ったんだけど船の中めっちゃワクワクしてもう何があるんだろうヒューゥ!みたいになった。でもいざ着いてみたらマジで何もないの。むしろ冷たさすら感じる。「え?こんなワクワクしてたんですけど何でこんな温度差あるん?」って笑
そこにはただその地の生活があるだけで、誰も何もしてくれない。自分でどうにかするしかない寂しさとかすごく共感してもらえた気分だった。
他にもいきなり旅に行く?行っちゃう!?いっちゃえ!!!みたいなのとか、ふぉーぅ!って言いながら後輪パンクした自転車で阿蘇山下ったりとか、旅先で出会った人がめっちゃすごいヒントくれたりとかとかとか
なんかさ、すごい励まされた感じの映画だったんよ。
何で励まされたかっていうとさ、最近そうしていた自分て本当にただのオナニストだったんだなーって思うことが多くて、その記憶がすげえちっぽけなもののように感じてたから。
もちろんさ、スーパーマスターベーション期だったことは間違いないのよ。今その頃のブログの文章とか読むといろいろと酔いしれすぎてて「おぇーっ。」ってなるものばっかり。
そんなだからなんか勝手にちょっとした黒歴史みたいになりかけてたんだけど、そうじゃなくてもいいなって思えた。
そういう時期があったってだけよね。
俺こんなことしたんだぜすげーだろ!でも、あんなこと言ってまじでイキってたわ恥っ!でもなく、そういう時期があったなって。
ちゃんとその時に感じたワクワクって本当にワクワクしてたし、思いに突き動かされてたのは間違いない。
自分のなかでくっーーっと消化されて染み込んでいった感じがしたのでした。
たしかにね、その旅が終わってから自分の妄想の世界であれこれする回数は減った感じする。
その頃は夢精だったなぁと思う。
ちゃんとオナニーにランクアップできた自分は素直に賞賛しよう。
(ランクとかないかもだけど)
ってわけで、夢精の楽しみしか知らないむっつりさんにこの映画オススメです!!!!
晴れて卒業した日のヤマダでお別れ。