人も自然も時間もゆるやかなラオス 東南アジア36日目 ヴィエンチャン〜パクサン
ゴキブリバスが止まり、車内に電気がついた。
まだ外は暗くて、ちょっと早く着いたのかなって思った。
時計を見ると、
3時。
早すぎ笑。
Wi-Fiがないからなにも調べられないし、近くで開いてるお店も全然なさそう。でも降りろ降りろってめっちゃ言われるし仕方ないから降りるよね。辺りを見渡してみると、幸いにもバスターミナルは結構でっかくて、ついでに電灯やベンチもあったからとりあえず座った。
座ったら眠くなったので、寝た。笑
襲われなくてよかったー。
周りに人もいたから大丈夫かなーって思って寝ちゃったよね。
幸いなにも盗まれてないし。
めでたしめでたし。
明るくなり、人も出てきた!
ATMでお金おろして、SIMカード買った。
そしたら後ろからおっちゃんが話しかけてきて、「お前はどこへ行くんだ?ルアンパバンか?サワンナケートか?バンビエンか?」と。
「ちゃう。パクサン。」
「パクサン!?パクセーじゃなくてパクサン!?何しに!?笑」
めちゃ驚かれた。
やっぱ観光で行くやうな場所ではないみたい。
そういって乗せられたのがこのバス。
いい具合。
エアコンないから窓もドアも開けっぱなし笑
これまで通ってきたところは観光地とか首都とかで結構栄えてた。
人もたくさん車も建物もたくさんある場所だった。そんな東南アジアの国々と比べてラオスはちょっと空気感が違った。
他の国はどこもグイグイ感がすごかったんだけど、とっても空気がゆったりしてる。人も親切って言葉がぴったりくるような人が多いみたいで、リラックスできる。
道路舗装されてない所が多いから砂埃がすごいんだけど、特有の生臭さ、ドブ臭さ、ガス臭さがなくて、初めて東南アジアで深呼吸できた。
雨降るとぐっちゃぐちゃになる笑
ゲストハウスのおばちゃん。
英語喋れるし、めっちゃ優しい!
いきなり庭で採れた!って言いながらバナナくれた。フルーティでジューシーだった!なんだろう、特有の芳醇な感じではなくて、爽やかな甘み!不思議。
そのあといよいよ本題の協力隊の方とお会いすることができた!!!
梅谷さんはラオスの伝統工芸品の収入向上に向けて活動されている隊員。赴任して半年くらいが経ったところらしい。この半年で言葉を覚えたり現地の人たちとコミュニケーションをとったりしながら、ラオスの生活を知り、ようやく工芸品の方の活動に移れるようになってきたところだと言ってました。
この日はお昼にオフィスで梅谷さんが作ったカレーを食べさせてもらった。久々の日本テイストカレーかつ、朝から何も食べてなかったので、うますぎて写真撮り忘れた。笑
食べ終わって少しすると、
なんか剥きはじめた笑
見た目は和梨がでっかくなった感じ。
味は、、、
ちょーーーーすっぱい、、、
それをめちゃ辛いソースにつけて食べるっていうなんとも刺激的なお口直し。お昼ご飯の後は毎回こんな感じらしい。
で、ちょっとしたら
またいい匂いが。。。
なぜかラーメン。。。
笑
この日はとりわけやることがなかったらしく、めちゃ食べてばかりの日でした笑
※いつもはもっと仕事してるそうです笑
でも、根本的にはこういう日本とは全く異なるリズムの中で生活している人たちの中に入っていって、自分にできることを行なっていくことになる。もし自分が隊員になったらどんな場所に派遣されるかはわからないけれど、全く異なる価値観の相手を受け入れつつ、その中に自分の色を混ぜていくことになる。あくまでも主体は現地の人たち。別に困ってないことだって多々あるらしい。そういう環境の中で自分が何か彼らとともに作り上げることができるのかを思考錯誤しながら見出していくっていう作業はとても泥臭くて、歯痒さのあるものになるんだろうなって思った。
いやー。現地でさきに感じられたのはまじでめちゃ良かったわー。
相棒。
職場の方が貸してくれた。
あざす!!!
仕事が終わってから市場に行った。
だいぶこういうのも慣れてきたけど、やっぱりぞわぞわする。
夜は梅谷さんのお友達のドイツ人ボランティアさんがやってる英語講座を受けてきた。
そのあとご飯へ!
バーベキュー美味しかった!!
ビールと寝不足により、終盤はおやすみなさいしちゃった。。。笑
メコン川対岸のタイはめちゃ栄えてた。
こっちは街灯ほとんどないよ笑
でもそれがええねん。
ラオスが好きになりました。