東南アジア 0日目 静岡〜品川〜千葉
ヤマダいよいよいよ日本を飛び出します。
「海外行くやで!」
って言って学校辞めたので、この前運動会に行った時には、「まだ日本にいたのか」っていういわゆるピースの綾部さん状態だったわけですが、ようやく飛び出すことになりました。
学校を辞めるぞって決意した時には、正直自分が現在置かれてる今のこの状況という未来を全く想像してませんでした。
ワーホリ使ってニュージーランドの綺麗な景色の中で農家さんと一緒に過ごしながら海外の生活や価値観を知るとかいいかなー
ぐらいに考えていたので、自分でももうすぐ七月を迎えるというのにまだ日本にいるというのが信じられなかったりしてます。
いまこうなってるのはもとをたどっていけば、やはり離任式の後の大阪旅にいきつく。
なぜか行ってみたかった伊勢のゲストハウスで出会ったコスタに誘われて、自転車で旅をすることに。
結局彼とは出会えなかったってのも結構ミソで、自分で決心して一人旅をやりきったことが今の自分の芯をじっくりと太く強固なものに変えてくれた。
ヤマダ=自転車大好きマン
みたいにみられがちだけど、まさか自分が自転車に乗って鹿児島まで行くなんて考えもしなかった。でも不思議なご縁に導かれて本当に流されるままにいつのまにか旅してた。
できない理由を探せばたくさん出てきて、決意するときはすごく怖かったけど、仕事を辞めたんだからそのまま思い切って行っちゃえ!って思いで目を瞑って崖の上から丸腰で思いっきりダイブするような気持ちだったことを覚えてる。
でも飛び出してみたら実は自分にはいろんなものが装着されていて、手探りだけどそれをなんとかコントロールしながら自分を軌道に乗せることができた。
足りなかったり、うまく行ってないところは本当に神様が助けてくれてるんじゃないかってくらい素晴らしいタイミングで最高のサポーターが現れて、自分を支えてくれた。
その中でいろんな人と出会いながらいろんな景色を見た。今まで味わったことのない気持ちや感情が溢れ出してきて自分が刷新されていくのがわかった。
それだけでも十分すごい経験だったと思ってるけど、基本に戻ると、やはり俺が知りたいのは海外だった。地球の全てを知ることなんてできないのは知ってる。どこでこの気持ちが終わるのかわからないけど、見たい、知りたい、わかりたいっていう欲望の火が自分の心にはまだまだあって、いまはその火を存分に燃え上がらせてやりたいって思ってる。
そうなった時に、なぜ東南アジアだったのかはわからないけど、行きたいなと思った場所がそのあたりだった。
ニュージーランドや北欧、カナダなど綺麗な景色、自然は大大大好き。
だけど今心が動かされるのはそういう清潔で、透明で美しい場所ではなく、ちょっと泥臭くて、不思議で生命力に溢れた場所だった(イメージでしかないけど笑)
そう思ってそこにアンテナを立てて、周囲にも東南アジア行きたいですって言いふらし始めた時に、不思議なもので、そのために必要な人とたくさん繋がることができた。
タイの学校で国際協力してる人
カンボジアのボランティアツアーを主催したことのある人
ラオスで現地隊員として活躍するJICAの人
などなどなどまだまだ紹介しきれないほど。
ほかにも友達の友達的な人をいろんな人がつなげてくれて、いつのまにか向こうに拠点だったり目的となる場所だったりがどんどんできて、行ける体制が整ってしまった。
行かない理由がなくなっちまった。
もちろんネットでもいろんな情報は得られるから自分だけの力でも行けるんだろうけど、そこに人が挟まることで得られる安心やワクワクや実感ってのは無機質なネットのそれとはやはり比べものにならない何かがある。
情報に加えてエネルギーをもらっているような気持ち。人が絡むことで起きる頼ったり応援してもらったりってのが心の支えになってんだろうと思う。
さらに
その人たちのことを旅を助けてくれる人っていう見方をすればそれまでだけど、純粋に似た志をもつ人と出会えたということでもあるし、なんなら実はそっちの方が大切で、旅することを通して、またその準備を通して自分にとっての仲間だったりつながりだったりを得たってことになる。
この旅がなければ一生出会えることのなかったであろう人とたくさん繋がることができた。
それはまさにお金では買えないプライスレスな価値あるもの。
お金という指標だけで測ってしまえば自分の収入はないけれど、人や機会という点から見たらどんどん裕福になって行ってる気がするわ。
出発に際して母さんと握手したら涙ぐんでた。
親からしたら明日の見えない我が子がまた訳のわからんことを言い出して日本を出て行くというんだから心配で心配でたまらんのやろうけど、自分はいま自分の人生を歩み始めていると胸を張って言える。
まだまだ背中で語るというには至ってないのだろうけれど、いつかその涙を100%嬉し涙にして流させてあげるように今は歩みを進めるよ。
向こうでどんな人に出会えるのか、
どんな景色に出会えるのか、
どんな自分に出会えるのか、
それは自分にもわからんのやけど、価値あるものにならないわけないよな。もちろん慢心であってはならないと思うけど自分は自分の未来を信じてる。
絶対大丈夫だし、おもろいこと目一杯吸収して帰ってくる。
そう決めたのだからそうなる。
笑顔でただいまと言えるように行ってきます。
ps
0日目の昨日は、成田へ余裕を持って行くために千葉にある大学の友達の家に泊めてもらった。
それだけの予定だったんだけど、急遽新たに繋いでもらった人と品川であってきた。
その人は同い年で、同じ小学校教員だった人。
俺よりも一年前に辞めているから先輩やな。
1年でいろんな経験して、東南アジアにも何度も足を運んでたみたい。向こうの学校を紹介してくれて、カンボジアでも見学できそうです(^^)わくわく
彼女とは価値観や辞めた理由などなど共通するところがたくさんあって初めてだったのに一瞬で打ち解けてしまえた。
熱い想いを胸に秘めていて、話してるだけでエネルギーもらえるタイプの人だった。行動力がすさまじそうだった。
帰国後にまたお話ししましょう!
夜は市原にある木田っちに泊めてもらった。
座ったら2時間動けなくなるもふもふクッションがあるステキなお家やった。
晩御飯で食べたお好み焼きがめちゃめちゃ美味しかったので、帰りにもう一度寄りたいところ。
平日なのにありがとうございました(^^)