やってみたいことがちょっと見えてきた!! 東南アジア41日目 ヴィエンチャン〜パクサン
早朝のメコン川散歩を終えたあと、前日の約束通り、たかし君と会ってお話しすることができた。彼の親戚の方がビエンチャンに遊びに来るときにお菓子を大量に持ってきてくださったようで、子ども文化センターの子にあげてほしいと言っておせんべいや飴をもらった。
僕自身もハッピーターンをもらってスーパーハッピーになった。
そのあとカフェに行って前日に話しきれなかったことをお話しした。
・彼が務めている文化センターの話
・ラオスの子どもたちの特徴ついての話
・ラオスの経済や課題の話
・隊員を通して自分が得られたこと
などなど。
彼が務めているところは僕が通わせてもらっているところとはちがって、授業の時間が決まってなかったり、先生たちもあまりやる気がなかったり、備品等の管理もずさんだったりといろいろと環境を整えていくことから仕事が始まったらしい。
同じ子ども文化センターでも、地域やそこにいる現地人の様子によっても質や状況が全く異なっているんだということを知った。
だから彼はこの2年間で彼らにやる気をもたせ、自分たちの力で活動していけるだけのモチベーションやシステムづくりを行うことができたのだということだった。
それをしようとしてラオスに飛んだわけではなくて、現地でその現場を目の当たりにするところからスタートしたんだ。だから、ざっくりこんなことしたいって思いがあることはすごく大切だけど、そこに向かうために、整えて行かなくてはならない数々の小さな課題は、やはり行って初めてわかるんだろうなって思った。
どんなものが待ち受けているのか分からないっていうのも面白いなぁと思った。
逆に、いま自分が通っているところはとても元気でやる気のある先生がいる。だから、彼が取り組んだような課題はすでにクリアされているから、その次のステップに進めるなあと思った。
どんなことができるかと考えたけれど、やはり日本人であるという自分の特性を生かすのであれば、彼らにはもちえない視点を与えたり、視野を広げてあげるような存在になりたいと思った。たとえば日本の子どもたちと繋がることができたらどうだろうか。
コミュニケーションをとるために日本語や英語を勉強したり、相手の文化を知ることで自分の文化についてより詳しくなったり、それまで見えてなかったものが見えてくるような機会になるんじゃないかと思う。それが直接どんなことにつながるのかわからないけれど、その経験が数年後の海外進出のきっかけになったらすごく素敵だと思う。
そう思うのは今現在自分が旅をしていて、外を知ることで、内を知るという感覚を覚えて、それを共有したいという思いがあったり、全く知らない言葉を覚えてなんとかコミュニケーションがとれた!という喜びを肌で感じることができたからだ。
とりわけラオスという国は他の東南アジアと比べて日本に近しいところがあるように感じる。日本は海に囲まれているが、ラオスは山に囲まれていて、行くのがちょっと大変なためか他の国よりも外国人が少ない感じがする。外に出て行こうという感覚を持っている人も少なく、あまり自国から出て行こうという意識は乏しい。
逆にいうとラオスのなかでラオス語だけを話しながら十分生涯を完結できてしまうのだ。
前にも書いたことあるけど、別にそれでもいい。でも違う場所の価値観を知ることは、人生を豊かにして行くものだとすごく感じる。どんな人生を選ぶかはその人次第だけれど、選択肢がなくては選ぶことができない。自分がそこに入ることで彼らのなかに選択肢を生むことができるなら自分にとってそれほど嬉しいことはないなぁと思う。
そして、これはそこに終始させたくない。
ラオスの2年間で終わらせたくない。
その後日本に帰り、日本の子どもから大人まで相手に同じことがしたい。自分がこっちにきて得られている感覚を共有したい。なんなら自分にとってはそっちの方が大きなゴールになってる感じ。1人じゃできないだろうから、ワンピースみたいに同じ志のある人を集めたりしたら楽しそう。
協力隊に入ったら世界中に知り合いが散らばることにもなるしなんかまじでなんでもできそうだよねー。
もやもやしてたけどたかしくんとおしゃべりしながらこんなことできたらめちゃおもろいやん!ってなれた。
やっぱり実際にやってる人に話を聞くってのは、パソコンやスマホじゃ得られない知識や情報や思いにつながって行くんだなぁと感じたよ。
だからやっぱりそこだよね。
さいごは、人が一歩踏み出すきっかけ、お手伝い。そういう人間になりたい。
行動するとこまでいかなきゃ結局意味ないからね!
いい休日をすごせたわー!
続く
ps
ATMからお金が下さなくなった問題。
まじで焦る。
今日カード会社に電話してみよう。
多分限度額。
銀行に行ってくださったマイマザー、スペシャルサンクス。