職人。博多ライフ編
博多2日目
人材育成もしてるうちの会社は、経営の講座もあって、実際に何社か起業してる。
この日その1つのキュリアス・マインズさんのお手伝いに行ってきた。(ガーデニングとか、インテリアのコーディネートをしている会社です。)
前日に、「木を植えるから長袖長ズボンと、帽子で!」って言われて、
朝起きて、玄関開けたらこんな感じだった。笑
というわけで
工場にレモンとブルーベリー植えてきたよっ!
穴掘って木を置いて腐葉土と混ぜた土をかぶせて根元に水が溜まるように土の様子を整えて、そこをさらに腐葉土でカバーするように覆う。
作業自体は単純だけど、普段使わない筋肉たくさん使って腰が筋肉痛になった。
連れて行ってもらったキュリアス代表のまことは、「さすが。」って言葉しか出てこないスコップワークで、さくさくと作業を進めていた。(俺の1スコップはまことの2.3スコップくらいだった)普段おしゃべりしてるだけじゃ気づけない職人技に魅了された。
作業は3時間くらいで終了。
雨が降る直前に終われた。よかったよかった。
始まる前は、街路樹とか気にもとめたことなくて、「木でそんなに変わるかーい」くらいに思ってたんだけど、ぜんっぜんちがった。
見て!となりの工場。
別にこれはこれ。ってこれまでは思ってたし、ゆーてみればどーでもよかったんだけど、植えた後に見たらすっげえ残念な気持ちになった。
たしかにそれによって売り上げがめっちゃ上がるとかないかもしれんけど、あるのとないのとでは全然違った。
植えた後は、呼吸しているというか、生きているというか。
そういう空気があった。
26年間気にせんでも生きてこれたから別に生きるのに困りはしないんだけど、あるのとないのとじゃ、潤いが違う感じがした。
ふとした拍子に木を眺めて気持ちをゆるめたり、自然を感じたりするって些細なことなんかもしれんけど人生の潤いだと思う。
その工場の人が横を歩きながら、「木を植えるのもいいけどね、葉が落ちたり枝が外に出て面倒だよね」って話してるのが聞こえてきて、まぁそういう面もあるよねとは思ったんだけど、なんかそれって寂しいよね。
だったらいいよロボットみたいにただ仕事してて。
ってかんじ。
植えたあとは、たっぷり水をあげて近くのゴミとか土を綺麗にして帰った。
自然ってすぐに馴染んじゃうからなんなら植わってることに気づかない人すらいるってまことが言ってて、たしかに自分もそうだったしなぁって思った。
でも、そんななかでも気づく人がいたなら、その人にとって仕事の合間にふと木を愛でたり、その変容から四季の移ろいを感じたりするキッカケになったら嬉しいなって思った。
そういう余裕がある社会になったら嬉しいなって思った。
当たり前のようにあるその自然だけど、そこにあるだけで実は知らない間に心にゆとりが生まれてたり、喜びを感じてたりしたんだなぁって気づけたのは大きな収穫だった。
また新しい人生の楽しみ方が増えた感じがする。
ありがとうございました。
帰りは自動車学校ぶりにマニュアルを運転しました。道のど真ん中で3回くらいエンストしました。
なんでも挑戦!
stay curiously‼︎