ばみログ(ヤマダの日記)

小学校で3年間教師を務めるなかで、自分の価値観を広げたいという思いにかられて旅に出る。日本自転車旅、東南アジアバックパッカーなどなどしながら思ったことをつらつら書いてます。2018年10月24日より博多で社会復帰しました!笑

ヤマダが出会ったおもろい人2

コスタンディノーズ グレボヤニーズ 氏

 

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通称 コスタ

 

「follow the  vibes」

 

って教えてくれたオーストラリア人

 

今ワーホリで日本に来てて、この後大阪から沖縄までチャリでぶち抜いて、そのまま働くらしい。

 

彼とは共通することがたくさんあった。

 

経験や冒険を求めて仕事を辞めたこと。

 

常に問い続けてること。

 

自分の感覚を大切にして生きてること。

 

 

 

こんなんだから彼女にフラれたこと。笑

 

 

 

30になった今でも、自分の可能性を信じて、好奇心と感性のままに生きてる。

 

 

色んなことに挑戦して、経験から自分を知ったり、考えを作ったりしてる。

 

 

まさに背中で語るって感じだった。

 

 

 

思考は常に建設的で、1日一緒にいる中で、一つもネガティブなことを聞かなかった。

   

 

そんなこと考えても仕方ないって知ってるみたいで、心を前のめりにうまく保ってるのかなって感じた。

 

 

そういう姿を見て、変に謙ったり、遠慮したり、「自分なんて。。。」みたいなことを言ってる自分がすごくちっぽけに思えた。

 

それって美徳な感じだけど、

 

 

実は自分のこと大切にできてないことになるんじゃないかなって思った。

 

だから謙遜とか、遠慮ってなんなのかよくわかんなくなった。

 

本当は自分が思ってるものとは違った意味がある気がする。

 

 

 

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彼の言葉の中で特に印象的だったのは、2つ

 

1つは

「みんな同じ山を登ってる」ってこと。

 

 

これはインドのお坊さんから聞いた話らしいけど、

 

 

人間みんな同じ山登ってて、

 

 

生きながらだんだん頂上に向かう。

 

 

人それぞれ見たい景色も、登り方も自由。

 

 

自分がいつどんな景色を見たいのか。

 

 

若くして広い景色を見たかったら

 

 

それだけ高いとこ行く必要があるから

 

多少険しい道を行かなきゃならん。

 

みんなと違う景色を見たかったら

 

人と違う道を行かなきゃならん。

 

 

 

自分の見たい景色は自分にしかわからない。

 

誰も教えてくれない。

 

そして、見たいと思ったら自分で自分をそこまで連れて行かなきゃ見ることはできない。

 

歩みを止めたり

 

ずっと同じ道しか通らないなら

 

 

その高さの景色しか見えない。

 

 

その場からの景色しか見えない。

 

 

だから、死ぬときにみんなが、みんな頂上まで登れてるわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

それもいい。

 

し、

 

どんどん登ってくのもいい。

 

 

正解はない。

 

 

自分がどんな人生にしたいか。

 

 

ってことだよね

 

 

 

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もう1つは互いに教え合い、学びあってるってこと。

 

よくwin-winの関係っていう。

 

どちらにとっても利益があること。

 

そう考えた時に、

俺は彼からいろんなものを受け取ってるけど

彼に与えてあげられること、お返しできることがないって思った。

 

だからwin-winにならないって思ってた。

 

そう思いながら

申し訳なさそうな顔してると、

 

どうしてそんな顔するんだ?

 

俺は君に色んなことを伝えることで学んでるんだ。だから落ち込む必要ない。

 

っ的なことを言ってた。

 

もしかしたらそれもwin-winに当てはまってるのかもしれないけど、

 

 

彼はwin-winなんて考えず、全て学びだし、経験だし、今の自分に必要なことだと考えて生きていた。

 

そこに関わりが生まれた時点で

互いに与え合ってるって考えてた。

 

そのあとすごく話しやすくなった。

 

 

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日本でいう"縁"のようなものも大切にしていた。

 

今俺たちが出会ったのはお互いに必要な存在だったから。

 

学び合い、また時が来たら離れてく。

って。

 

 

離れちゃうって儚い感じがしたけど、

 

桜が散る様子に感動していた彼から出てきた言葉だから

 

なんか納得できたし、かっこいって思った。   

 

 

 

本当に素敵な出会いだった。

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多分また会う。