なんとヤマダが働きます
3月に仕事を辞めまして、早くも半年が過ぎました。離任式のまさに翌日から、偶然と直感をコンパスにしてヒッチハイク、チャリ、18切符、東南アジア、いろんな旅をしてきました。
それまでの生活では出会い得なかった人々、景色、価値観に触れて、ようやく少しずつ自分のことがわかってきました。
海外で生活してみたい→協力隊良さそう→会いに行ってみよう
っていうシンプルな動機で、観光も含め東南アジアを2ヶ月旅して、さまざまな現地隊員の人と出会うことができました。
隊員になったばかりの方、もうすぐ任期が終わる方、数年前に活動して数年ぶりに訪問しに来てた方、隊員を補佐する役についている方。いろんな切り口で青年海外協力隊について見て、聞いて、感じることができました。
さらに奇跡は重なり、(本来は隊員が派遣されるけど、たまたま任期の隊員のいないという)児童館的な施設にも出会いました。
子どもたちをあずかり、音楽や図工、日本語教育など学校とは少し違ったアプローチで子どもを育てていくという施設でした。教師のようには関わりたくないと確信していた自分にとって、それはやってみたいことに近しいものなのかなと感じるものでした。
そんな施設で現地の先生、子どもたちと10日間過ごすという「勝手に協力隊インターンシップ」も経験することができました。
そんなこんなを経て、自分が思ったことは、
「どっちかっていうと、俺は日本をどうにかしたい」
ってこと!
その現地をどうこうというよりも、そこでの経験を生かして、任期後日本にどう貢献できるか。
常に日本にどうアプローチできるのかという視点が消えることがなかった。
それがわかったうえで、
「まぁ、次やることも決まってないし、現地で生活するのも面白そうだし、とりあえず秋募集に応募してみっか!」って感じで帰国。
秋の募集要項まだかなーってしてたところ。
出会っちゃった。。。
ブログにも書きましたが、サドベリースクールを見学しに行った岐阜で。
福岡のファンキーでクレイジーな人たちに。
そんなこと言ったら怒られちゃいそうだけど、その時の僕にとってはファンキーでクレイジーだった。
まるで海外かのように、軽くてダイレクトに人と接してる。風通し良すぎてびっくり。
子どもとの関わり方や親のあり方について自分が感覚的に描いていたものを実現していて、そうできる人たちを増やすという思いをもっている方たちだった。
実際に福岡まで行ってそれを肌で感じて、自分もそこで学びたい、手伝いたい、その人たちと一緒に過ごしてみたいっていう思いが芽生えちゃったのでした。
同時に秋募集の案件が出た。
その中にはラオスのccc(僕が行った施設)のものはなく、そのほかの募集もワクワクするものではなかった。(こればっかりは仕方ないよね)
そんな2つのことが重なって、
ヤマダ、、、
福岡で働くことになりましたっ。
ひゅーひゅーっ
ぱんぱんっ
退職時には到底想像もできなかった状況だけど、ほんとに偶然に偶然が重なりまくって、今になった。
思うままに歩いてたら着いた。
って感じ。
そんな人生危なっかしくて見てらんないって人もたくさんいると思うけど、辞める時の自分はこういうのを求めてたし、今になってしまえば、それで絶対大丈夫。見えてないだけで前には絶対道がある。って確信してる。
無責任な言葉に聞こえるかもしれないけど、体験してきちゃったことだから嘘じゃないよ。
って感じの自分を認めて、面白がって、一緒に働こう!って言ってくれた人たちが福岡にはいる。
そんな人たちがどうやって子育てしてるのか、どうやって仕事してるのか、そして、そんな場所で自分がどう貢献していけるのか楽しみです。
今回は自分で決めたって思える選択してるからね。そんな自分がどう仕事してくのか内側から見てくのも楽しみです。
ってわけで、
その会社の人たち以外福岡に全く知り合いいないので、是非遊びに来てください!!!
最初博多にいて、11月くらいから直方市っていうちょいといなせな田舎町に住む予定です!!!
現場からは以上です。