ヤマダが出会ったおもろい人4
おもろい人シリーズ久しぶりやな
4人目はこの方
愛知に住んでるアグリマッスルマン
渡邉諒太氏
彼は高校の時の同級生。
3年間同じクラスで、
山田、渡邉だから出席番号近くて席前後とかやったなあ。
出会いは中学3年の時に行ってた塾が一緒だったこと。中学違ったからその時は全然話さなかったけど、顔だけ知ってたから高校入って一番初めに仲良くなったのが彼やった。
筋肉がすごくて、
胸は多分Dカップくらいある。
今は愛知で、農家さん相手に農作業で扱うものを販売しながら現場を知ったり、人脈を広げているらしい。
高校卒業してから一回会ったらしいけどなんも覚えてない笑
だから俺的には卒業後初再会って感じ。
7〜8年ぶりだわな!
あいかわらず全然変わらない。
と言いたいとこだけど
全然違ってた。
人当たりの良さとか
ムードメーカーなとこは変わらんかったけど
内面から自信とか熱意とか志が溢れかえってた。
高校の時はどこか自信なさげで、人に気を遣ってるなーって感じがあったように記憶してる。どこかのびのびしてないところがあるかんじ。(俺の勝手なイメージかもしれんけども)
今はその高校の時と比べると
「自分で生きてるし、自分を生きてる」
って感じな人になってた。
やりたいことがはっきりしてきてるってのもでかいのかもしれんけど、この7.8年の間にいろんな経験を積んでたみたい。
諒太オススメのハートランドでもてなされながら、いろんな話を聞かせてもらった。
【解き放たれる過程】
諒太とは境遇が似ているようで、
やはり親の影響は強く受けていたらしい。
何か考えたら判断する際にはどうしても頭の中には親や教師の存在があったのだと言う。
何か解決しようとするとき、
ゴールへの道は無数にあるはずなのに、
親や教師の言うことがただただ飲み込んで行動してきてしまっていたと振り返っていた。
だから自分で考え、自分で決めてる気がしなかったんだと。
そこはすごく共感した。
その状態から抜け出し始めたのは
大学受験がなかなかうまくいかず、
二浪しているふわっとした期間だったという。
親元を離れたい思いや、
自分で決めて行動したいという思いから、
お金も自分でやりくりして、自分で自分のことを責任とる代わりに自由に方向性を決めて行くということをし始めたのだ。
本当にピンチな時には家族に頭を下げて助けてもらったらしいが、多くのことを自分の力で進め始めた過程を通して、頭の中にある呪縛からだんだんと解き放たれていったらしい。
【行動の大学時代】
その後、
滋賀の大学に進学し、
4年間で、やりたいことをやろうと決意して行動しまくったらしい。
スーパーカブで日本一周旅
無賃で農家さんのお手伝い
農家と学生をつなげるサークルの立上げ、運営
様々な社会人サークルへ頭突っ込む
1ヶ月半のニュージーランド生活
などなどなど
多分まだまだたくさんある。
中でも彼の中で印象的だったのは、
ニュージーランドのホームステイ先、日本人女性に言われた言葉の数々だったと言う。
「あなたはお客さんじゃない。自分の頭で考えて行動しな」
「やってもないのに無理なんて言うんじゃない」
これらの言葉から
自分が生産者であることや、
自らの思考と判断で行動していくことに対して
強い後押しをもらう。
その後さらに考えが変わり始めたようで、
失敗は成長のきっかけと捉えられるようになり、行動することへの箍が外れたのだという。
誰でも始めはビギナー。
100回やって1回当たったらそれで御の字だし
むしろ行動しないことの方が失敗だ。
という言葉は
まさにその後の彼の行動力を支え、突き進む源になっていたのだろうと感じた。
【今後】
そんな彼は
今後数年のうちに現在の勤め先を退職し、独立したいと考えている。
生産されても規格外で廃棄されてしまう野菜があることに違和感を感じ、それらの野菜が生きる場所、それを求めている人々と、農家とをつなげる活動をしたり、ゆくゆくは、農業の視点から子どもとお年寄りをつなげ、地域活性に関わったりしていきたいと話していた。
彼のアツい心とその胸板に、
自分ももっともっと動き続けていきたい。
彼に追いつきたいという気持ちにさせられた。
その笑顔とパッションは周囲を明るく、行動的にする渦の中心のような存在になっていくと感じた。いや、もうなっているのかもしれない。
ヤマダ的に
特に印象的だったのは、
「人の劣ってるとこに焦点当ててどうすんだ」
って言葉である。
誰もが何かを成し遂げたい、もっと知りたい、行動したいと考えた時、たくさんのことに挑戦し、あれでもないこれでもないと迷走するような時期はある。
諒太自身もそうだったらしいし、
今まさに自分はそうなのだろう。
そんな姿を見て、冷ややかな目で揚げ足をとるように批判する人に出会う。
よくないところ
劣っているところ
できていないところ
イタイところ
に焦点を当て、
それをチクチクとつつく。
そうして相手を落とすことで
自分を正当化している
それは何も行動してないやつの言葉。
そんなことしても誰も幸せじゃないし何も面白くない。
と言っていた。
自分も何かに挑戦したり、生産しようとするとそんな言葉は出てこなくなる。応援したくなる。
農家さんは
「毎年違う「天候」を相手にしているから、いつも初心者なんだ」
と口を揃えて言うらしい。
まさにそういう感覚が彼の言葉の中に込められていると感じた。
農家に限らず、
これからの「未来」という未だかつて誰も経験したことのないその先の場所へと進んでいく自分たちは、毎日毎日ビギナーなのではないだろうか。毎日思考錯誤しながら挑戦し続けるというのは至極当然のことなのかもしれない。
そんな視点に立った時、失敗には寛容で、度量の大きな、広い器をもつ人間へと歩みを進めていけそうな気持ちになった。
これからの彼の行動を応援したいし、
そんな彼と高校時代を共に過ごせていたこと、
そして今こういった形で再会できたことに、
喜びと感謝を強く感じている。
26さい一発目の夜は最高の時間を過ごすことができた。
また会おう!
ps
一緒に写真撮るの忘れてたー。
ショックやー。
おもろい人4.5
奥さんのちーちゃんも、
諒太に負けず劣らずのスーパー素敵人間やった。
介護の仕事をしていることから
死を身近に感じ、
日々を全力で生き抜くこと、
自分の喜びを知り幸せに生きることを
実践していた。
互いが精神的な自立を果たし、尊重し合っていることから生まれる2人の掛け合いは信頼っていう愛に溢れていて素敵につながってた。
晩御飯めっちゃうまくて、
普段茶碗1杯しか食べないのに、
4杯もおかわりしてしまったわ!!
ほんとにありがとでした!!!