東日本6日目 西那須野〜仙台
中学校教員の朝は早く、6時30分に駅に送ってもらった。
電車ならスイスイだろうと思ってたけど、7時前に栃木を出ても、仙台についたのは12時前。
やはりなかなか距離があったんだなあと思ったけど。
でもやっぱりチャリこいでない分体力消耗しなかったり、時間もチャリに比べりゃ一瞬だったり、電車の中では夢の世界にいたりで、どこかどこでもドアのような感覚がある。ドアを開けて箱に入ってドアを出ればそこはもう目的地。
やっぱり自転車の旅って強烈に"やった感"とか"来た感'"てのがあるものだったんだなーと改めて実感した。
電車から見える景色は一面ほとんど緑色で、乗り換えの時のホームの空気はどこも澄んでいて気持ちが良かった。
そんなこんなではじめての東北。
はじめての仙台。
どんなひとに出会えるかなー。
駅前ってどんな感じかなー。
この季節東北ってきもちよさそうだなー。
ワクワクワクワク。
駅を降りたらいきなり予想外。
暑い。
自分で言うのもあれだけど、涼しげな顔してるやん?カメラに収まってないとこ汗だくだったよ。東北のイメージがガラッと変わった瞬間でした。日本の夏はどこも暑いんだね。
とまあそんな感じで汗かきながら荷物を泊まるゲストハウスに置かせてもらって、いよいよ今回の旅のメインイベントへ。
「内藤さんに会う!」
内藤さん誰やねん。
って方も多いと思いますが、実は自分も会ったことも話したこともない人でした。
西日本の旅が終わって、さぁ次はどうしようかと考えていたときに、紹介していただいたのが内藤さんでした。
フェイスブックを見て記事を遡って行くと、
東南アジアの旅
インド一人旅
九州旅
写真展
などなど
自分が気になっていてやってみたいなって思ってることを実際にやっている人。
電話で、とか
LINEで、とか
東京で、とかもできたんだけど、
待てないし、接してみたい。って思ってしまって、内藤さんも是非と言ってくれたので、行った。
仙台駅のステンドグラス前に集合
っていうデート感。
内藤さんぽい人見つけて、ドキドキしながら声をかけた。女子。笑
カレー屋さんにランチに行って、
世界中の雑貨を扱うお店に入って、
近くのカフェでおいしいコーヒー飲んで、、
いろんなことを話した。
夢が膨らむ時間だった。
話したこと書いても仕方ないから書かないけどこの出会いで学びだなと思ったことは、
「会うっていい」
ってこと。
まあ、時間があったからできたことだし、毎度毎度いいことばっかなこともないかも知んないのだけれど、会ってみて本当に良かった。
何がよかったのかって考えたけど、
「スピーディ」
ってことだと思う。
とにかく早い。
いろんなことが一気に進む。
LINEで探り探り話していても分からない相手のことが一緒にいてみればすぐにわかる。
相手の話すリズムや表情で人柄が見えてくる。
一緒にお店に入ればどんな感性を持っていて、何に興味があるのか分かったり、人とどう接するのかも見れる。
同じご飯を食べたりコーヒーを飲みながら話せば距離も一気に縮まるし、わざわざ会いに来てくれたって思ってもらえるから印象にも残る。
結果として2人が互いのことをある程度理解するまでに費やす時間が一気に減る。
そうすると、次の話題はこれからやってみたいことや、2人の外の世界のことに変わっていき、その人の背景にあるモノや情報やヒトにフォーカスされていく。
相手も自分のことをわかってくれてるから、適切なものを感覚的に理解して、引き合わせてくれる。
タイミングとか価値観の違いとかあるからそう簡単じゃないかも知んないけど、もし可能そうで、自分がその人に憧れたり、何か学びたいなって思ったりしてるなら、とりあえず会ってみるって、実は一番効率がいいのかもしれないなと思った。
夜は、ゲストハウスでその内藤さんがカレーを作ってくれた。スリランカで学んで来たものらしく、5種類のカレーを作ってくれた。それを全部混ぜて食べる。
タイ人のカップルや、台湾からのワーホリマン、日本人の方々もみんな海外経験超豊富で、手で食べたことないの俺だけだった笑
教えてもらいながら、物心ついてから初めて手で混ぜてご飯食べたよ。最初は抵抗があったんだけど、手で食べるとその食材の温度や感触が手からも味わうことができて、まさに五感で味わうって感じやった(^^)
これで安心して東南アジア突っ込めるわ。
みんなで作ってシェアしたご飯はめっちゃ美味しかったよ。幸せな時間をありがとうでした。。
ちなみに、このゲストハウスが、仙台のテレビ局から密着されていて、もしかしたらまたまた映っちゃうかもしれないよ笑
静岡じゃ放送されないけどね。。
テレビに縁があるわー。
ごちそうさまでした!!
続く